カプコン、「鬼武者2」の制作を発表。
主演は松田優作に決定!
カプコンは6月12日、都内においてPS2用アクション「鬼武者2」の発表を行った。
前作は、金城武氏が主演して話題となったが、今回の主演は、予想を超えた故・松田優作氏! 松田氏が演じる(?)柳生十兵衛が戦国の世で活躍する。「映画などでも実現できない松田氏の新作が創れるのは、ゲームならでは」と、プロデューサーの稲船敬二氏は語る。
詳細はこちら
………………
A「いやー、それにしても驚いたね。鬼武者2の主演が松田優作だってさ」
B「まさか、こんな手があったのか、って感じですね」
A「ホントそうだよ。それで一体どんな内容になるのか、今後注目だね」
B「まあ、優作ファンの私から言わせてもらえば、
今回のゲームに是非とも必要な要素が幾つかありますね」
A「えっ? それは何?」
B「まず、主人公が死んだ時のかけ声は『なんじゃ、こりゃあーっ!』」
A「そんなことかよっ! しかもやらないって、そんなの!」
B「あと、2周目からは『探偵物語』のコスチュームでプレイ可能」
A「そりゃ、出来るかもしれないけどさあ…。そんな細かいことばかりこだわるなよ!」
B「そんなわけで、鬼武者2。この辺がきちんと出来ているのか、注目しようと思います」
A「つまらない注目の仕方、すんなって!」
B「……しかし思うんですが、この調子だと『鬼武者3』では、
もっとすごいことになりそうですね」
A「えっ? すごいってどんな?」
B「例えば主役は故・三船 敏郎とか」
A「なるほど〜。確かに、この調子だと、あり得る話だよな〜」
B「そしてヒロインは故・夏目 雅子」
A「う〜ん、あってもおかしくないよなあ……」
B「で、監督は故・黒沢 明」
A「って、それは無理だろ!」
B「やっぱ、ギャラが高すぎますかね」
A「そういう問題じゃねーっての! 亡くなった人が監督出来るわけねーだろ!」
B「それはほら………、イタコの力で………」
A「そんな無茶な!」
B「『う〜ん、その辺はもっと七人の侍みたいに……』とか言って」
A「言うわけねえだろ! そんなこと!」
B「そして、故人を使うのは監督だけじゃありません。
キャラクターデザインは、鳥羽僧正」
A「鳥獣戯画かよ!」
B「これもイタコでね。『その魔物、もっとカエルっぽくして』とか言って」
A「だから、言わねーっての!」
B「そしてシナリオは、故・司馬遼太郎。これでもう完璧ですね」
A「だから、無茶苦茶なんだよ! お前の言うことは!」
B「そして、対応ハードは3DOで発売です」
A「えっ? なんで?」
B「まあ、これからは故人を使う時代ですから……」
A「だからって、ハードまで昔の使うなよ!
それじゃほとんどの人が遊べねえだろ!」
B「それはほら………、イタコの力で………」
A「そんなの出来るわけ、あるかっ!」